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国際金融の三位一体説とは、「為替レートの安定」「独立した金融政策」「自由な資本移動」の政策は、三つの政策を同時に成し遂げることは不可能だという説で、三つの政策のうちどれかを実現しようとしても、必ずどれかが不安定になる、といった考え方です。
例えば、独立した金融政策と自由な資本移動を同時に実現しようとすると、為替レートが不安定になり、安定化をあきらめざるを得なくなってしまうという考え方です。
金融政策=日銀(中央銀行)が不況やデフレの時には経済活動が活発になるよう金融
を緩和したり、インフレの時には金融を引締めて経済活動を落ち着かせよ
うとする政策のこと。
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